ＲＤ第80号「話の展開を作る2」

今号から名前を変更しました（ＲＤ）
第80号発刊しました。

まずはコラムから。

仮にモテソフトが販売していたとして、それをダウンロードしてモテるなら誰も性愛に困る訳がない。というのが僕の持論だ。

今も昔も「僕の考えた最強モテ論」なるものが流行っている。
否定する気はない。ただ、モテる振る舞いを会得するのは容易なことではない。基礎的なコミュニケーション力、女に対する解像度の高さや、世代や系統の共通認識が備わっていなければならない。一部の例外的な人を除けば、それらがあってモテは成立する。

女の子と関わる上で障害となる部分を抱えている人は多い。周りから見て、不自然に思われる振る舞いをする限り、全てのモテ理論は無に帰す。それにも関わらず多くの人は自分の欠点に気付きたくないからか、不安定な土台にモテを上塗りしてしまう。ハードのスペック不足や欠陥が問題なのに、複雑なモテソフトをダウンロードして誤作動を起こしまくる。そんな歪なコミュニケーションが身に着くという寸法だ。

講習ではその人の問題点を炙り出し、矯正することに殆どの時間を割くことが多い。例えば挙動が変、声が上ずってしまう、人との距離が近い、偏った思想をもっているなど。そういった問題って他人からの指摘じゃないと中々気付けない。ナンパが上手くなるとか、モテ云々の前に、人として至らない点というのを少しでも改善することが最大のモテの近道なのではないかと最近思う次第です。

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理論パート

＊＊＊

さてさて今回の恋愛道場は前回に引き続き「展開」です。

基本的なナンパの展開ってなんだろうって考えた時に僕が思いつくのはやはり「遊ぼう」とか「飲みにいこう」という流れだ。ただ飲みに行こうと、いきなり打診したところで通らないので、先月号に書いた通り引き込まれるようなストーリー展開にする必要がでてくるということを書きました。

分かっていない人もいると思いますが、ナンパでの打診って通らない前提で行っています。グダ前提で無理くり打診する。これがスタンダード。当然女はグダる。それを流したり、崩すことで連れだしが発生するのがリアルナンパです(笑)

「女と何を話していいか分からない、何を話せばいいですか？」と聞いてくる人がいるが、ハッキリ言って話す内容なんて別にない。逆に「友達と飯食う時に何話しているの？」と聞かれてハッキリ答えらえる人はほぼいないと思う。それくらいその場その場に左右され、多岐に渡るのがコミュニケーションだ。

変にナンパを齧ってこの世界に入ってしまうと、「和み」というのを行って、そこからシームレスに「打診」をしないといけないと思い込んでしまうが、その考えをまず捨ててしまったほうがいい。それは上級者にとっても非常に難しいしいことだから。

適当に話しかけて、軽く談笑して、なにかこじつけて打診して断られる。これがナンパって思っていた方が気楽にやれると思います。完璧なコミュニケーションも、完璧なナンパも存在しません。あるのは人と人が繋がろうという意志だけ。だからナンパの上手さではなく、熱量が打診を通す最大の力になります。その熱量を適切な言葉で伝えられることができればという考えのもと僕は恋愛道場で理論編を書いています。前回は「展開」についてのマインド面やアウトラインを書きましたが、今回は具体例を交えて詳しく深く書いていこうと思います。

目次はこんな感じ。
前回の内容と被る部分もあるかもしれませんが、ナンパに必要な要素というのを詰め込みました。
同じ流れで打診一辺倒になっているとかなりチャンスを逃します。
家はダメだけど、ホテルならいい、飲みはダメだけど、アイスならいい、遊びは嫌だけど恋活ならいい、とか女の子によって琴線に触れる部分は大きく違うということに気付くのにびっぱーも大きく遠回りしましたが、最近は上手く使えているように思えます。

それ以外にも立止めなどのテクニックをチョイス。
とても大事なことですがあまり論じられていないので、書きました。

音声パート

今回は流星・びっぱーを含め5つのナンパ音声！
正直これだけで元が取れるような…

・流星正３（３０：３５）

昔（2017）ビッパーに講習した時の正３のエンタメ音声が残っていたので80号記念でアップ。指導もついでちゃっかりしていて面白い。正３ってソロよりも楽しさで押すのが基本になる。
考察
二回目の流講習でけっこう鮮明に覚えている。まだ1即しかしてなかったから緊張していました。昼頃にスタートして最初はサンシャイン通り辺りで声掛けを見てもらい、その後西口の広場で声掛けた感じ。いままでナそれなりに経験人数はあったけど、ここまで短時間にSexできるんだなって驚いた。恋愛道場を取っている人や、もうナンパをある程度経験した人は「なるほど」くらいの感想かもしれないけど、当時即までの音声教材なんてものは存在しなく、ブラックボックスのような情報が結びついていく感覚を味わえてうれしかったです。あまり注釈を挟まなかったけど、流星さんは即への推進力がとても強いなって改めて思いました。

・流星ＧＥＴ（２７：１９）

昼間の広場にポツンと座っていた女性。
今号理論展開のためにあるような参考音声。

考察
レベルが高い音声でした。傾聴、助言、誘導、戦略が揃って成り立っているのが分かります。時間もない子ですし、一つのピースでも足りなかったらホテルインまでできなかったと思います。

・びっぱーＧＥＴ（９：２５）

宿駅前。体調悪そうな子なのでローテンションに声を掛けています。トイレに行きたいとのことなので、家誘導を匂わせながら家方向に歩かせてパレ搬しています。

考察
とにかく個室近くに行こうとする音声って意外とストックがなかったので古いけど採用しました。早い段階から個室を匂わせる→反応をみる→ダメでもなるべく個室近くまで寄せる。という概念がない人が多いので参考にしてもらいたいです。

・リスナー１（１９：０８）
事前情報
自分が腹減っていたのと、歩き疲れていたので、連れ出せたら店に行こうと思っていました。状態が良く、足止めも決まり、銀だこ打診で銀だこに行く。ただ、銀だこ満席なのでバーに行き、和んだ後、コンビニ行ってホテル行こうとしたが、レジに一緒に並べず女が消えて終わりという音声。

考察
シンプルに言ってしまうと女の子が求めている期待に応えられなかったのが敗因だと思います。途中で帰られてしまったのもそれです。ナンパに付いてくる子は貴方に期待しています。責任をもって付いてきた分だけ楽しませる心意気で話しましょう。もっと相手に投げかけたり、自分のことを熱っぽく話したりすることができないといけません。投稿ありがとうございました。

・リスナー２（２６：４２）
駅構内に向かう案件に声かけ。
音声は案件の用に付き合った後個室搬送という流れです。

考察
まず女の子との相性が良かったと思います。良かったから即れたという訳ではなく、相性がマッチする女性がしっかりリスナーにはいて、ハマれば自分のパターンに持っていける強みがありますね。人によっては勝ちパターンがなくて闇雲に和んで打診するだけの人も多いので。この音声だけでは判断が付かないのですが、指摘があるとすれば声のトーンやスピードが一定なので、相手に合わせたコミュニケーションが取れるといいと思います。