序論
男女が二人で居酒屋にいる。男は何を話せばいいか分からない。世間話や聞きかじった話をしてみるも場は盛り上がらず、空気が硬直していくのを感じる。男は堪えきれず、ひっきりなしに飲み物を口に運び、興味もない質問を繰り返す。女はそれに仕方なく答えていた。最初に会った時の魔法は嘘のように解けてしまい、うんざりとしているようだ。
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セックスに辿り着けるコミュニケーションという概念があり、その最適解を探し続けている人がいる。ナンパの最終目的はセックスであることが殆どだから、セックスに結びつく会話パターンやルーティンを考えるのは不思議なことではない。実際ナンパクラスタをみていても、いかに会話を最適化して最短ルートでセックスをするか考えている人がたくさんいる。即という言葉は隠語であるが何となくセックスと即は違うような気もしている。即の場合どんな形であっても穴に突っ込めれば即ということになるから。
競技的なナンパを否定している訳ではない。郷に入れば郷に従えと同様に、染まるのは自然なことだ。この界隈に訪れる多くの人は恋人以外とのセックス、もしくはセックス自体が自分とは遠い世界の話であると考え、全くの未知と思っているからこそセックスをするためのテクノロジーやノウハウなどの甘美な響きに引き寄せられてしまう。僕自身も始めたてはそんなことばかりに心を囚われていた。
<気の利いた会話のコツ> <誘導のための布石> <口説きの台詞>
ネット空間にはこういったデブリが無限に漂っている。集めて繋ぎ合わせれば「セックスを獲得するためのコミュニケーション」を作れそうに感じる。ただ脳内ではなく現実で女の子を連れ出し、そういった知識や理論めいたことを駆使してコミュニケーションを取ろうとしても、なぜかしっくりとこない。
むしろ【セックスするためのコミュニケーション】とか【女攻略の定石】を意識すればするほど、何を話せばいいか分からなくなるというジレンマに陥ってしまった、なのでセックスのためのコミュニケーションというのを未だに僕は全然理解できない。
今現在、ナンパした女の子に「セックスをするためのコミュニケーション」という方向や考えで話す事はない。でも話す方向性というのは決まっていて「僕ってこんな人間です」とか「こういう風に〇〇を思うけど君はどう?」などを話の中で伝えている。もちろん相手の話も聞いたり広げたりもするけど、それは前奏や間奏でしかなくてメインは自分を伝えることに終始している。そこで相手のお眼鏡にかなえばホテルなり家に連れて行って「可愛いね」とか「素敵だね」など褒めたりして身体的な接触をしていく。書いていてナンパ師っぽくないような気もするけど一つの口説きである。ただ今はこんな洒落たようなことを書いているけど、駆け出しの時は「どうやってギラつきの段階までいけるのか?」とか「どうしたら短時間でセックスができるのか?」を真剣に悩んでいた。分からなすぎて居酒屋の対面席なのにギラついて逃げられたこともあった。大抵の人が通る道なのかもしれない。
前回の号に書いた内容だけど、ナンパを美少女ゲームのように考えて、正しい選択肢を選べば好感度が上がっていき、エンディング(SEX)を迎えられると考えていた。女の子をAIだと思っている時点で大幅にズレていて、1ヶ月ナンパをして失敗を繰り返し、やっと毎回同じルートに女の子がハマる訳がないことに気付き「あ、コレあかんわ」と唖然とした。
つまりセックスするためのコミュニケーションなんてものは僕の些か偏った幻想だったということだ。絶対に勝てる将棋の打ち方がないように、セックスするための包括的なコミュニケーションなんてなかった。せいぜいあるのは基本的な定石やパターンだけ。そこでやっと自分のコミュニケーションを見直し始め、口説きのスタイルを確立する必要を感じた。そして6年後の今、それを書くことに至るわけです。
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はいびっぱーです
恋愛道場第75号発刊しました!
うーん、今回は腰を据えて書いていたので、もっとナンパの核心に迫れるのかと思っていたのですが、寄り道してしまい、そこまで辿り付きませんでした汗
「どうして寄り道しちゃうのバカなの?もっとそれっぽいこと書いてよ!」と言われるとそうしたいのも山々なのですが、実際問題ナンパや恋愛が上手くいかないところって口説きの上手さなどのテクニックの部分より、その人の人間的魅力に相関しているんですよね。
僕自身ナンパする前は「すんごいナンパの技術があればどんな美女でも口説けちゃうのかもー( ゚σω゚)」なんて思っていた痛いやつだったわけです。そんな痛いやつをギャフンと言わせたいと思って書いてる訳ではなくて、ナンパや恋愛がしっかりできるようになるためのルートをしっかり辿りたいなって思っているんですよ。だから焦らないで付いてきてくれると嬉しいです。
講習していて口説きが下手で、SEXまで辿り着かないって人って殆どいなくて、それ以前の問題で雰囲気がおかしくなってくる。俗に言う足切りってやつが起こってる訳ですね。今回は前号の「キモさ」を克服してくれている体でそこら辺の雰囲気が悪くなっていってしまう原因をかいています。
今回理論編にある空間を破壊する11の行動とかチェックリストみたいなもんですね。
自分の音声を聞くときやらかしていないかチェックしてほしい!
女の子が居心地が悪くなるような質問していませんか?
こういった世の女性にとって当たり前のように捉えられていることができないと、口説きのルーティンをいくら覚えようが「なんかコイツ嚙み合わないし、気持ち悪いなー」って破綻するという事が今回の理論編のメインです。
でも当てはまっても悲観しなくいいです。
そういうのを自分で認識してやっと女の子と関わる上での正常なコミュニケーションを覚えられるから。
今まで自分の欠点や、コミュニケーションの癖を見て見ぬふりをして、ひたすらオマンコハンターになっていた人ほど苦痛かもしれませんが、やってみる価値はあると思います。もちろん貴方が何を求めているかによりますが。
【音声パート】
5つの音声を用意しています。中身を簡単に紹介。
・流星GET(19:21)
声掛け~ホテルinでGET。
https://twitter.com/ciel_np/status/1623268847225802756
https://twitter.com/ciel_np/status/1623270079231315968
初心者って直で個室に搬送するイメージができてないから、どうすればいいか分からないって人が非常に多い。そういったブラックボックスの中身が分かる音声。
・びっぱーGET(25:35)
声掛け~家連れでGET。
駅構内で声掛け、買い物中とのことでそれに付き合う流れ 買い物が終わったあと居酒屋に行ってパレ搬即です 相手を尊重して丁寧な流れを作り、和んでいく様子をきいてほしいです。
よくある買い物中の場面の女の子、その予定は崩さずに買い物付き合ってから飲み→家連れ→即というパータン。
・リスナー1(7:29)
声掛けからカフェ連れまで。
講習中の連れ出しを音声投稿にしました。
リスナーと女の子の会話のズレによって、微妙に即の方向から遠ざかっていく様が最初のやり取りだけで分かる内容。
・リスナー2(11:20)
お酒を買って神社連れ出し。
マスクを取ったら急に相手のテンションが下がってしまい戦意喪失したという音声
果たして問題点はマスクだけなのか?!
それが添削で明らかになった音声
・リスナー3(14:57)
⑴グダグダ建前が多い女を宥めてホテルに向かう
⑵中々KYなリスナーがやらかしてしまうホテ内攻防
(女の子は別々という二部構成)
やってしまいがちな説得系のSEX打診でネチネチ粘って場が苦しくなっていく音声
ひやひやしながら聞けること間違いなし!
といったラインナップになっています。興味のある方はぜひ。
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