この記事は2つのコラムによって成り立ってます。
1,8年の地蔵歴を誇るプロ地蔵のくると氏による「地蔵体質は、声かけ数をカウントしましょう」というコラム
2,バチバチの夜職にも声掛けをビビった事がない0地蔵=A氏による「声掛け数カウントは百害あって一利なし」というコラム
「声かけカウンターはスト師としての自分の魂」「0.1秒を粗末にしない事がナンパの神髄」とお互いにメンチをきりあっています
乞う、ご期待!
「地蔵体質は、声かけ数をカウントしましょう」
BY:くると
この文章は地蔵体質向けのものです。
例えば
ナンパを知って、1人で街にいって、いきなり30声かけできた。
という人は、地蔵体質ではないでしょう。
アスリート氏の文章を参考にしてください。
しかし、
・目の前を次々と通り過ぎる女性がいる、なのに一歩も足が動かない…
・女性を必死で追いかけることができても、周りの人の目が気になり、声が出ない…
何度街にいっても、同じ恐怖心が沸いてきて絶望している人。
貴方は地蔵体質です。
このコラムを是非参考にしてください。
私はナンパを開始してから8年もの間、地蔵を克服することはできませんでした。
諦めきれず街には出続けていたのですが、どうしても思うように声掛けできない。
恐怖心に耐えきれず、酒が手放せないというアル中のような日々も数年過ごしました。
そんな私が地蔵を克服できた極意。
それは、「声かけ数のカウント」です。
私は声かけカウンターのことを、スト師としての自分の魂だと表現していました。
それほど重要なことだと私は確信しています。
■キーワードは「自己肯定感」
地蔵体質にとって、例えたった1声かけでも、声かけをできたこと自体に、大きな価値があります。
地蔵しないで声かけを続けられれば、それだけで自己肯定感に繋がるのです。
ここが、地蔵体質でない人に、最も理解してもらうのが難しいところだと、個人的には感じます。
「今日こそは、絶対に地蔵しないで声かけするぞ!」
薄っぺらい決意は、粉々に粉砕されます。
恐怖心、羞恥心、周囲の視線、常識、といった強力な圧力の前に、足が一歩も動きません。
それを何度も何度も繰り返し、自分の弱さに絶望します。
そして、ナンパそのものに挑戦する気力を失い、路上から姿を消すことになるでしょう。
こんな悲劇を避けるために、どうすべきか。
■とにかく声掛けする
まず初めに、どんな形でも良いから声かけをするべきです。
どんなクソ声かけでも構いません。
声かけした事実自体が、貴方の自信に繋がるからです。
声が小さくて相手に届いてなかろうが、斜め後ろからの腰が引けた声かけで相手に気付かれてなかろうが、関係ありません。
声かけは声かけです。
とにかく、俺は声かけをしたんだ、という事実を自分に突きつけること。
それは自分が地蔵の恐怖に打ち勝った証拠です。
大きな自己肯定感の種なのです。
■声かけをカウントする
そしてその大切な種を得たのだから、数字として、目に見える形で積み上げないと、もったいないです。
積みあげた数字は、そのまま貴方の成長の実感になります。
勇気を振り絞って得た「1声かけ」という結果。
それは貴方が得た立派な成果です。
初めは3声しかできなかった、でも一週間後には10声できた
そして今は25声もできている…
数字として徐々に増えていくので、数値化された成長として認識できます。
これは、特に満足に即れない人にとっては、大切なことです。
即れない人がストナンに楽しみを見出すことは、非常に難しいからです。
その中で、確かな成長の実感を得られることのメリットは大きいです。
苦行を継続するための確かな力となってくれるでしょう。
■目標声かけ数を設定する
また、目に見える目標の設定ができる、という意味でも、声かけのカウントは重要です。
例えば、今日は100声する、という目標を掲げることです。
その数字により、貴方はその時の気分や体調による言い訳を使えなくなります。
私はスト中に、あまりの反応の悪さに即れるイメージが全く湧かなくなり、足が動かなくなることが良くありました。
その時に、目標声かけ数を設定していたことで、なんとか声かけを続けられたことは多いです。
(あと30声で今日の目標は達成か、、それならば、もう少しだけ頑張ってみるか、、)
そういった想いを抱え、足を動かし、実際に目標を達成することは、とても大事なことです。
まさにこれこそ、声かけによって自己肯定感を積み重ねる、ということの神髄かもしれない、と書いていて思いました。
少し話が逸れますが、地蔵体質を抱えつつ、それでもストを諦めないような人には、自己肯定感が低い人が多い印象があります。
そして、それは私自身のことでもあります。
今までの人生において、自分で決めた目標を一度も達成できたことがなく、自分の弱さに絶望して生きているような人間。
そういった人間が、決めた目標を達成することで、自己肯定感を取り戻す行為。
私に取ってのストはそういった要素が大部分を占めるものでした。
そして、自分が決めた目標を達成するということを、ストにおいて最もミニマムな形で体験できる方法。
それが、目標声かけ数を設定する、ということなのかもしれません。
■終わりに
以上が私が考える、地蔵体質が声かけ数をカウントするべき理由です。
ストリートナンパとは、定義するなら「路上で異性に声をかける行為」です。
その中で、路上で声もかけられず震えて突っ立っている我々地蔵は、考えたらナンパ師でも何でもありません。
スタートラインにも立っていない。
とんだお笑い草、ギャグのような存在でしかありません。
地蔵体質を自覚している貴方には、そんなことを改めて言う必要もないでしょう。
貴方自身が、何度も何度も、心の底からそう思っているでしょうから。
しかしそんな絶望を抱え、貴方がまだ路上にしがみついて諦めないのであれば。
是非とも声かけ数を数えることを、試してみてください。
これが一番の基本にして、最も大切なことです。
正しい方法を学び、実践し続けることで、必ず地蔵は潰せます。
そのことを、私は8年間の地蔵ライフの中で学びました。
諦めないで何度も不毛とも思える声かけを重ね、それでも繰り返すこと。
そうすれば、きっと地蔵に怯えていた自分が消えていることに気付くことでしょう。
この記事が、貴方のストナンライフの一助になることを願っています。
声掛け数カウントは百害あって一利なし
BY:A
あなたが地蔵体質でないなら、声掛け数をカウントする事は無意味です。
ポケットに手をつっこみカウンターをまさぐる時、カウンターをポチる瞬間、、、
僅かながら集中は指先に向かいます。
その瞬間に美味しいタゲがあなたの視野に現れるかもしれません。
激戦区では1秒の躊躇いで、ライバルに先を越されます。
地蔵体質者には50声、100声という数が自信になる人もいるのでしょう。
声掛け数カウントの弊害は、目標数値達成の為に1つ1つの声掛けが雑になりかねない事。
でも即がゴールなら、絶対に即に繋がらない声掛けなんて無意味です。
くろけい先輩の名言に「(声掛けを)スルーする勇気」という言葉があります。
このタゲに声掛けてる間にもっといいタゲが通る可能性が高い状況では、スルーこそが正しい判断です。
流星氏が声掛け数が少ないのもそういう事です。
声掛ければ連れ出せるかもしれないタゲでも、GETまでに長時間を要するのが一瞬でわかるから、そこまでのスペックでなければスルーする。
即れるかどうか?な「まあまあスペック」を連れ出して3時間費やすよりも、1時間で即れそうな「いいの」を狙った方が良くないですか?
声掛け数カウントって詰まるところ「練習の為の練習」だから早く卒業できるに越した事はありません。
「自分は声掛け数をカウントしても集中力は落ちない」
という人は、本当に高いレベルの集中力を知らないだけだと私は思います。
ゾーンに入ってる時はポケットやスマホを手で探るのも気が散ります。
粘っても無理だと判断した次の瞬間にするべき事は、あなたが声をかけていたこの数秒の間に可能性の高いタゲとすれ違っていないかの周辺確認であって、カウンターに手を伸ばす事ではありません。
サッカー元日本代表監督岡田武史氏の対談「コーンの外を走れ」から引用します
「勝負の神様は細部に宿る」という話です。
たとえば、グラウンドの四隅にコーンを置いて、このコーンの外回りを1周2分とか1分30秒で回りなさいと言うんですよ。すると、どこのチームでも3分の2ぐらいの選手がちょっと内側走るんです。だいたい中心選手が内側を走るんですね。それで、外側走っているやつがバカにされるんですよ。そこで私が言うんですよ。「おい。いまコーチがコーンの外を走れって言わなかったか」と。すると「いや、コーンの外も内もほとんど変わりませんよ」と言ってくる。だから「変わらなかったら、外走ったら」と言うんです。それで私が行って1ヵ月したら、誰ひとりとして内側走りません。
どういうチームが強いか。誰でもわかります。(中略)
だから自然とこの四隅を回るようにもっていかなければいけないんです。
時間です。
たった0.1秒も粗末にする事べきではないのです。
今日は諦めて帰ろうと決意した時も、改札をくぐるまではサージングを怠ってはなりません。
そういう姿勢の積み重ねが長い時間が経つと、大きな差となって現れます。
百歩譲って、腰の入ってない声掛けはカウントから除外するというなら、ありかもしれません。
例えば1声掛けで諦めた場合はカウント除外。
3声掛けまで粘るって初めてカウント。
いずれもしても声掛け数を目標にすると、
ノルマの為の捨て声掛け
が発生する可能性があります。
あえて言い切りますけど、声掛けは即の可能性をこじ開けようとするものでないなら無意味です。
「この女厳しそうだな?」と内心思う事まで否定してる訳じゃないですよ。
厳しそうだからこそ、一発逆転の可能性を工夫するのです。
■声掛けカウントスト勢にありがちな事
1,女性がスト師の言葉をそもそも聞き取れてない
2、女性が声をかけられた事すら気がついていない
3,もう1声すればオープンするのに、諦めてフェイドアウト
イヤホンをしてないように見えても、ブルートゥース使ってる女性は多いですからね。
声掛けの基本は女性の視野に身をさらして、認識させた上で声をかける事です。
しかし昨今の繁華街は反応が悪いのがデフォルトで、身をさらした瞬間に身体を避けられる事が多い。
そのような反応が続くと、女性の斜め前から声をかけるのが怖くて、横からや後ろからの声掛けに逃げがちです。
基本から外れた声掛けでもOPENするのは誰でも即れるド即が大半です。
なんで仮に即れても、大きな自己肯定感は得られません。
大事なのはあなたが心からやりたい女に対し声がかけられるか否かです。
たいしてやりたくもない女に声掛け意欲がわかなくて、脚が動かないのは大した問題じゃない。
やりたい女より、やれる女を探すようになってませんか?
声掛け数とか地蔵の問題よりもそっちの方が問題です。
私が恋愛道場の執筆を担当するようになって、これについてずっと繰り返してますが、これは本当に重要な問題です。
なぜならいい女とSEXしたいから始めたナンパが、クラスタ内でのポジションを獲得する為のナンパに変質している事の現れだからです。
これ以上は、声掛け数カウント問題から離れるので筆をおきます。
■この対決コラムの経緯
恋愛道場の9月号のコンテンツとして、上記コラムを執筆しました。
正直、地蔵体質の人の事はよくわからないので、プロ地蔵のくると氏にこのコラムの感想を求めました。
すると上記の熱いメッセージが届いたので、両論併記した次第です。
この対決コラムは大勢の人に読んで欲しい。
「くると氏支持!!」
「いやアスリートの方が事が正しい!!!」
引用リツイートやリプライで、感想をいただけると嬉しいです。
ちなみに恋愛道場9月号のテーマは、「ナンパのモチベーションマネジメント」
現代アスリートが取り組んでいる最新の手法をナンパに応用する手法を紹介しています。
ナンパはスポーツですからね。
流星一言
人により成長段階はありますが、ナンパという活動の前提条件は「楽しい」です。
楽しさを感じないと活動をしている意味がないというか作業感だけが強くなります。
くると氏は仲間がいたから続けることができましたが、そんな人は少数派で恐らくほとんどはすぐにフェードアウトするでしょう。
楽しいと感じる為には成果を出す必要があるし、成果を出すためには声を掛ける必要がある。
逆算すれば答えは見えてくるのだが、本来の目的や上澄みの美味しい部分を食べる役得に向かって動く合理的な解決法ではなく、感情で目の前の小さなことに右往左往しているのでは。
声を掛けないと伸びないし、いつまでも女性慣れもしません。
何の為にやってるのか今一度考え、意味のない行動を減らすことが成功に繋がると思います。
アスリート氏まで行くと仕事なので、ゆるふわ勢はあまり参考になりませんが、姿勢として見習う点は多いと思います。
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