前回の内容の 「女=共感」の図式は覚えてもらえたでしょうか?
変則的な共感の種類ですが、「嫌いなもの」に対して共感してくれる人というのは心理的に親しみを感じやすいです。「好きなことを」を否定されるのと「嫌いなこと」を否定されるの、どちらが嫌ですか?と聞かれれば「嫌いなこと」を否定されることが嫌な人は多いと思います、これは人間の本能に近いことなんじゃないかな。「好きなこと」って相手に共感されなくても大丈夫なんです。なぜなら、好きなことは否定されても「別に自分が好きだからで」って自己完結できるし、生きる上では絶対に必要なことではないからです。でも嫌いなことは相手の共感されないとつらいです。好きなものって結構テキトーな理由ですが、嫌いなものは明確な理由があるから。
共感といえば好きなものがメインかと思いきや、なにもポジティブな話題だけという訳ではありません、当たり前のように人間好き嫌いがあります。それを表面上にだすかださないかの違いです。そういった本音の部分は昨日買った雑貨とか最近行ったビュッフェの話より深くラポールを形成できたりします。女性の大多数は、友人たちと嫌いな芸能人の話とか、しつこく誘ってくる男の話だとか、嫌いな上司や先輩の話などで毎日賑わって仲間意識を高めてます、一見するとネガティブな話題に見えても、本当に悪意をもってるなんてことは稀なので心配しなくていい、女性の会話なんてそんなものです。だから、結婚相手でも交際相手でも、好きなことを共感してテンション上げるのは良いですが、しっかりと嫌いなことは何なのか、を知っておかないと、後々お互いの価値観の違いに壁を感じてしまう。
とても歪に感じるかもしれませんが。
例
男「飲み会とかでやたら酒進めてくる男ウザくない?笑」
女「わかる~笑 好きに飲ませろよって思う笑」
こういう会話って結構仲良くなれます。男女問わずに笑
ただ嫌いなものについて理解を示したり、共感する時の注意点は、一時的に嫌いになっている人については批判しない、ということです。
親と仲が悪い子、仲たがいしてる友人がいる子、彼氏と喧嘩してる子、色んなパターンがあると思いますが、その際に、あなたは単に共感してあげるだけに留め、あなたは一緒になってその友人や彼氏、家族を批判してはいけない、ということです。「それはヒドイくね?その友達最低だね!」などと言うのは悪手になることが多い。本当は好きな人を、良く知らない他人から勝手に批判されるのは不愉快です。
「それはヒドイね」ですませる。
前回内容と同じで相手が強く感情を抱いてるものに対しては下手に意見をいうより「君は悪くないよ」とかもう一歩踏み込むなら「それはひどいね僕なら怒っちゃうかも知れない、でも我慢したんだね」とか共感+褒めにするのが吉
それ以外に悩みにつていての共感も心理的距離をぐっと縮めることができます、この手法を勘違いしてはいけませんが、相手が悩みを打ち明けてきた場合以外は根掘り葉掘り悩みを掘り聞いたりする必要はない、ただ悩みに共感してあげられたり、上手にリフレーミングができると女性はあなたに一気に心を開いてくれることがあります。
基本的にはあなたから自分の悩みについて話し、女性に悩みはないかを振ると、スムーズに悩みを聞き出すことができると思います。
人間関係において急速に仲良くなるコツというのはこちらの弱みや秘密を見せるということです。
情報を何一つ明かさない人に自分の弱みは見せずらいものです。
「間違えて、スマホとテレビのリモコン間違えてカバンにいれて持ってきたけどそういうことある?笑」なんて軽いものから
「実は最近…あっちの方が元気なくてさマムシドリンクのんだら夜中眠れなくなった笑」なんて下ネタをぶっこんでみてもいいかもしれません笑
弱みを見せるということは、人柄を伝え安心させることに繋がります。
悩みに共感・理解する際に注意すべきことは、アドバイスは求められない限りしない、ということです。
女性に悩みについての解決法などのアドバイスを求められたら、してもいいですが、相手がどのレベルまで要求しているかを正しく読み取って、必要以上にアドバイスし過ぎないようにしてください。短くさらっとが理想。
「自分が若い頃は~」って長話を始めるようなオッサンになってはいけない。
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